プログラマはフリーとしても働きやすく、自由を求めてフリープログラマになる人も珍しくありません。しかし自由になる代償として孤独感に苛まれることがデメリットとしてよく言われています。確かに在宅というスタイルを選んだ場合、家から一歩も出ないという日もあるでしょう。実際に一ヶ月家から出ていないというフリープログラマもいます。
しかしだからと言って、フリープログラマは本当に孤独なのでしょうか。例えばもし、人と関わりたくなくてフリープログラマを選んだ場合、それを苦に感じる可能性は少ないでしょう。そうでなくても、一人を好んでいる人や一人が苦にならない人もいます。孤独感を覚えるかは人によるといえるでしょう。
またフリープログラマになると一人で働く時間が増えますが、会社で働いていたときも作業するときは集中していて、人と話すのは会議やランチ、飲み会くらいという人もいたのではないでしょうか。その場合、問題となるのは働いているときに周りに人がいるかどうかです。人が周囲にいた方が良いのであれば、コワーキングスペースやシェアオフィスなどを利用する方法があります。自ら社会との接点を探し出して繋いでいくのです。
フリープログラマとは、依存心の排除と確立された自立心が求められる勤務スタイルではあるものの、社会や同業者との接点が持てる場所でのコミュニティ作りが仕事上の孤独から脱出する方法の1つであり、情報共有でエンジニアとしての可能性も広がるでしょう。